「練習試合、ヤクルト３-９巨人」（１７日、神宮）

　ヤクルト・真中監督が期待する救援トリオがそろって炎上した。同点の七回から計６失点と試合を壊し、指揮官は「去年一番の課題になったところ。これで行ければと思ったけど、今日はみんな内容が良くなかった」と頭を抱えた。

　七回にオンドルセクが自身のまずい守備（記録は安打）に四球を絡めて無死満塁のピンチを招くと、押し出しで勝ち越しを許した。八回の秋吉は３安打に味方の失策が絡んで３失点（自責点２）。抑えのバーネットも３安打２失点と本調子を欠いた。

　選手の要望を受け入れてマウンドを固くしたが、軟らかい神宮のマウンドに慣れていた秋吉とバーネットは、感覚の違いに戸惑ったようで、早急に対策を講じる必要がありそうだ。