侍効果だ筒香一発!キヨシ監督も絶賛

 「オープン戦、DeNA4-5中日」(12日、横浜)

 侍の中軸を担った男が貫禄の一撃を見舞った。「手応えはありました。(スタンドに)いったなと分かりました」。1点リードの四回。DeNA・筒香の豪快なフルスイングが、バルデスが投じた高めボール気味の直球を捉え、打球は瞬く間に右翼席中段へ突き刺さった。

 初回の打席では空振り三振を奪われた同じ左腕が相手。だが筒香は「1打席目で、ある程度のタイミングとボールの軌道をイメージできた」と話す。その狙い澄ました打撃から逃れるすべはない。

 前日まで参加していた侍ジャパンでの経験が、また1つ成長を促した。データの少ない欧州代表に対して記録した2戦連続安打は高い適応能力の証しだ。

 代表戦翌日の出場にも「出るつもりでした。気持ちも入っているし、全く問題ない」と責任感を示した。その姿に中畑監督も「今日は特にカッコ良かった。4番という場所に違和感のない打者になった」と絶賛。風格漂うハマの主砲が、覚醒の時を迎えた。

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