西武・森 “藤浪先輩”の剛速球に完敗

 「オープン戦、阪神4-0西武」(6日、甲子園)

 西武・森が大阪桐蔭の先輩・藤浪に完敗した。4球すべて真っすぐ勝負を挑まれたが、最速157キロの剛球を打ち返せず、左飛に打ち取られた。「打ちたかった。次はリベンジしたい」。バッテリーを組み、2012年に甲子園で春夏連覇を達成した藤浪との初対戦に敗れ、悔しがった。

 全球真っすぐ勝負でくる予感はあった。読みは的中しても、バットは空を切った。「分かっていたけど振り遅れた」。2球空振りの後、ファウルを挟み、ラストは完全に詰まらされた。

 高校時代に毎日受けていた球とは、桁違いにレベルアップしていることを実感した。「本当に速かった…。すごかった」。さすがの強心臓も白旗を掲げるしかなかった。

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