虎の恋人 明大高山が異例の背番1直訴

 今秋のドラフトの目玉、明大・高山俊外野手(3年・日大三)が7日、東京都府中市の明大グラウンドで始動。OBのDeNA・高田繁GMが持つ通算127安打のリーグ記録更新と日本一を目標に掲げ、同大では異例となる背番号1への変更を善波達也監督(52)に直訴した。

 通算100安打まで残り38本の昨春は38番、残り19本に迫った昨秋は20番を背負い、リーグ史上初めて3年時に大台に到達した。リーグ記録にあと27本で並ぶ今春は、28番などが候補だった。

 だが「1番にならなきゃいけない」と、明大では伝統的に投手が付ける1番を希望。「記憶にない」と仰天した善波監督も、その熱意に「行くか!!」と承諾した。

 この日は阪神、広島など6球団のスカウトが訪問。注目を一身に浴びるラストイヤーは「今年は超えなきゃいけない数字がある。日本一にもなれていない。自分が引っ張って、強いチームをつくりたい」と決意の『1番』で勝負する。

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