燕ドラ2風張 目標は「藤川球児投手」

 ヤクルトの新入団選手発表会見が17日、都内のヤクルトホールでファン300人を集めて行われ、ドラフト2位・風張蓮投手(21)=東農大北海道オホーツク=が元阪神でレンジャーズ入りが決まった藤川を目指すことを誓った。

 即戦力と期待される右腕・風張はお披露目の場で目標の選手を聞かれ、「藤川球児選手」と返答。「真っすぐで強打者と勝負するので見ていて楽しい」と言葉に力を込めた。

 風張は大学入学後、関係者から「お前の投球は面白くない」と言われたことで、直球で押すスタイルを模索するようになった。その手本としたのが、速球派の藤川だった。極寒の網走で体を鍛え、速球は最速152キロをマークするようになった。球児が「火の玉ストレート」と呼ばれることに対して、「僕はオホーツクボール」と笑った。

 11月の明治神宮大会で起こした右太もも裏肉離れも今はほぼ完治。1年目の目標を「先発なら10勝、中継ぎなら40試合登板」と掲げた。オホーツクボールで打者を震え上がらせる。

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