De山崎「2番・遊撃」定着誓った
DeNAの山崎憲晴内野手(27)が来季の2番・遊撃定着を誓った。4日、横浜市内の球団事務所で、650万増の2800万円で契約を更改。交渉の席で、高田繁GM(69)から金言を授かったことを明かした。
「GMも2番打者だった。『2番は特別な打順。その仕事ができれば、打率2割6、7分でも給料は上がる。それをやってほしい』と言われました」。巨人V9を陰で支えた2番打者の言葉は、重く響いた。
今季は2番遊撃で開幕を迎えたが、定着しきれなかった。反省点はある。「当たり前のことを当たり前にできるようにしたい。守って当たり前、送って当たり前、チームバッティングも確実にしたい」。堅実な守備、犠牲をいとわない打撃などテーマを列挙した。
通常は交渉の席に着かない池田球団社長からも「いぶし銀」という言葉を使って期待された。「宮本(慎也)さんを目指したい」。攻守に渋い輝きを放つ。