今宮、打もスゴイ3安打
「親善野球、MLBオールスター4-6日本」(20日、那覇)
MLBオールスターとの最後の一戦。別れを惜しむように、今宮が暴れ回った。まずは0-1の二回2死一、二塁で中前へ同点打。価値ある一打を放った。四回に技ありの右前打を放つと、六回には痛烈な中前打。3安打で猛烈に存在感をアピールした。
1-1の三回の守備では、1死一、二塁からファウラーの左前に抜けそうなゴロを跳びついて好捕。素早く二塁に送球し、一塁走者を封殺。ゴールデングラブ賞に輝いた守備力をいかんなく発揮した。「日米野球はいいことも悪いこともたくさんあったが、また選ばれるようにしたい」と振り返った。
プロ5年目の今季、初のフル出場を果たした23歳。身長171センチと小柄だが、この日与えたインパクトは、メジャー軍団の誰にも負けていなかった。