ヤクルトの秋季キャンプ（１１月３～２１日、松山市）のメンバーが発表され、右肩手術からの復活を目指す由規投手（２４）の４年ぶりの参加が決まった。順調に進めば期間中の練習試合で３カ月ぶりに実戦登板する。

　６月に２軍で２年２カ月ぶりの実戦登板を果たした由規は、８月に右肩の張りを訴えて再び実戦を離れた。しかし、この日の秋季練習（神宮外苑）３日目では、初日に続く２度目のブルペン入りで７６球を投げ込む回復ぶりを見せた。

　見届けた高津投手コーチは「初日より球に力があった。松山の試合で投げる姿を見てみたい」と期待。由規は「（練習試合は）近い目標。来年へ向けていい形で終えられればいい」と意欲を示した。１６１キロ右腕が、２０１１年９月以来の１軍登板を目指す。