「オリックス３‐２ソフトバンク」（１８日、京セラ）

　ソフトバンクはあってはならないミスの連発が響き、１点差で競り負けた。秋山監督は「四球が絡んでの失点もあり、失策もあり、けん制アウトもあり…」と、嘆きが止まらなかった。

　まずは二回。四球で出塁した松田が、けん制死。直後の守備では２死一、二塁で伊藤の中前打に突っ込んだ中堅・柳田が、大きくバウンドした打球を後逸。一走の生還までも許してしまった。柳田は「ホームで刺すつもりだったけど…。（打球を）止められれば良かったが、想像以上に跳ねた」と反省した。

　目前の優勝マジックをまたも点灯できなかったばかりか、これで３カード連続の負け越し。２位のオリックスとは２・５ゲーム差。リーグ戦残り９試合で底力が試される。