高橋光成、準決勝・台湾戦で完封宣言

 「18Uアジア選手権・準決勝、日本‐台湾」(5日、バンコク)

 高校日本代表は4日、大会会場のクイーン・シリキット球場で約2時間の練習を行った。5日の準決勝・台湾戦に先発する今秋ドラフト候補右腕・高橋光成投手(3年・前橋育英)はノースロー調整。決勝進出がかかる一戦に向けて“完封宣言”が飛び出した。

 最高の投球でエースの務めを果たす。いよいよ難敵が相手となる準決勝。台湾戦への意気込みを問われた高橋は「完封するつもりでいきます」と、堂々と言い切った。

 イメージはある。昨夏の18Uワールドカップ。地元・台湾との初戦をベンチから見守った。松井(現楽天)にも食らいついた打撃レベルに警戒を払いつつ「変化球に弱いと思う。フォーク、スライダー中心でいきたい」と、自信を口にした。

 仲間にも負けていられない。開幕投手を務めた1日のフィリピン戦は、5回2安打無失点。普通なら十分な内容だが、フィリピン戦の六回以降、他の5投手が完全投球を14イニング継続中。ヒットを打たれたのは自分だけという状況に「ちょっと引きずってます。挽回できるようにしたい」と、闘志はさらに高まっている。

 この日は疲労回復を優先し、キャッチボールなど軽めのメニュー。投球練習は行わなかった。ためた力を一気に解き放ち、決勝進出のバトンをつなぐ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス