森徹さん通夜、猪木さんも弔問
6日に肝細胞がんのため死去した森徹(もり・とおる)さんの通夜が10日、東京都荒川区の町屋斎場でしめやかに営まれた。森さんは中日と早大で4番を打ち、全国野球振興会の理事長を務めていた。アントニオ猪木さんら500人が弔問に訪れ、別れを惜しんだ。
祭壇の遺影は杉下茂さん、長嶋茂雄さん、王貞治さんらから贈られた花に囲まれ、祭壇の前には中日時代の背番号7のユニホームも飾られた。
会場の一角には早大時代に立教大学の長嶋さんとユニホーム姿で並んで写る写真など、学生時代や現役時代の写真15枚が飾られていた。
お通夜には参議院議員のアントニオ猪木さんも弔問に訪れた。最後に会ったのは「だいぶ前ですね。師匠、力道山の門下生として。時々会うくらいだった」と別れを惜しんだ。故人との関係は「森さんのお母さんが師匠の後援会をやっていて、その関係でかわいがってもらいました」と話していた。
