楽天ドラ1松井裕“K伝説”幕開けだ

 「楽天春季キャンプ」(1日、久米島)

 ドラフト1位・松井裕樹投手(18)=桐光学園=が1日、久米島で始まった春季キャンプでいきなりブルペンに入った。自身の自己採点は辛めだったが、周囲の評価はまずまず。今季、注目度No.1ルーキーが、プロとしての第一歩を踏み出した。

 予告通り、初日のブルペン入りが実現した。ブルペンに入った投手の中では、最後に登場した松井裕。見守った報道陣、ファンの注目を一身に集めた。ボールを受けるのは正捕手の嶋だ。

 緊張もあり、大きくそれる球もあったが、立ち投げで13球。その後、初めて捕手を座らせた。星野監督、佐藤投手コーチ、侍ジャパンの小久保監督らが熱視線を送る中、直球のみで35球。「気温に慣れてないと感じたので、力を入れないで行こうと思ったけど、力みました」と苦笑いで振り返った。

 初日を終えての第一声は「ホント疲れました」と、率直に感想を述べた。自己採点は「40点くらいです」と厳しめだった。

 それでも周囲の反応は上々。嶋は「思ったより重くて、ズドンと来る感じ。あまり高卒1年目なんで期待しちゃダメだけど、期待します」と評価すれば、星野監督も「僕のイメージ通り。投げっぷりがいい」と話した。

 名字がかぶるため、松井稼からニックネームを求められていたが、この日、選手間で「まっちゃん」に決定。「行きのバスで、藤田さんがなんて呼ぼうかと話してました」と松井裕。ファンも、マスコミも、チームメートも注目する、大物ルーキーのキャンプが幕を開けた。

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