“番長コーチ”三浦リーゼント封印?

 DeNAの三浦大輔投手(39)が11日、横浜市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1億8000万円プラス出来高で更改した。23年目の来季は選手兼任投手コーチを務めることが決まった。

 シーズン終了後に打診を受けた番長は、新たな肩書がつき、これまで蓄えた技術や知識を惜しみなく伝える。「中途半端にならず、しっかりと話をしていきたい。若手が出てきて、もっと高いレベルにならないといけない」と決意をのべた。

 特に先発の育成に意欲をみせる。「規定(投球回)を投げる投手がもっと出てこないと」。今季この数字をクリアしたのは自身と三嶋の2人だけ。さらに「エース候補と言われる投手が出てこないといけない」と言う。軸となる投手を育てると意気込む。

 交渉ではリーゼントではなく髪をおろして臨んだ。「たまにはいいかなと思って。辞めたわけではない」と笑った番長コーチが投手底上げへ全力を尽くす。

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