ソフトバンクが、西武退団が濃厚なデニス・サファテ投手（３２）の獲得に乗り出すことが２８日、分かった。先発では中日からＦＡ宣言した中田を獲得。次は今季固定できなかった抑えの候補獲得に動く。

　サファテは日本球界３年目の今季は中継ぎ、抑えとフル回転。来日最多の５８試合に登板し、チームの４年連続ＣＳ進出に貢献した。直球は常時１５０キロを計測。カーブ、スライダー、チェンジアップなどの変化球も投げ分ける。

　今季、抑えに苦しんだ。五十嵐、岩崎、千賀、ファルケンボーグらが務めたが、固定できなかった。守護神候補の補強は重要課題の一つだった。

　オリックス退団が決まった李大浩の加入が決定的で、阪神を退団したスタンリッジ、日本ハムを退団したウルフの両獲りも狙うなど、補強への動きはとどまることを知らない。