小久保監督 「勝ちにこだわる」

 小久保裕紀監督(42)が率いる野球日本代表「侍ジャパン」が5日、都内ホテルに集合した。

 午後6時半から行われた全体ミーティング。緊張の面持ちで集まった若き侍たちの前で、小久保監督は「親善試合ではなく、強化試合。勝ちにこだわる」と、戦いに臨む決意を語った。

 さらに「野球道」についても説いた。「野球の道は人生につながっているということを自覚して、しっかり取り組んでほしい」。重い言葉で、日の丸を背負う自覚を促した。

 若いチーム編成で、戦略や構想もほぼ固まった。主将には嶋を指名。「一番年齢が上。若い選手が多い中、リーダー格がいた方が意見が伝わりやすい」と、中心としての役割を託した。

 投手陣については「(投手コーチの)鹿取さんにお任せしているが、所属チームと同じ配置になる」。初戦の先発はセ・リーグで最多勝に輝いた小川、2戦目は野村、3戦目は三嶋に託す方針だ。

 打線は3番銀次、4番中田、5番浅村のクリーンアップで、中心はパ・リーグ勢に任せる。「浅村と中田はフリーで打たせる」と、早くも厚い信頼を示した。

 若い侍に対して「侍の一員として誇りとプレッシャーを感じてほしい」と伝えた指揮官。緊迫感にあふれた雰囲気で、新生「侍ジャパン」が船出した。

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