桐光学園・松井は姿を見せず下校
「プロ野球ドラフト会議」(24日、グランドプリンス新高輪)
「運命の日」を翌日に控え、桐光学園の149キロ左腕、松井裕樹投手(18)は、報道陣の前に姿を現すことはなかった。桐光学園は22日の段階で「ドラフト前日は、取材に応じることはありません」とピリピリムードを漂わせていた。
この日も川崎市の同校正門前で待つ報道陣に対し、学校関係者は「松井は(学校に)いますけど、きょうは取材を受けないことになっています。野球部の練習も休みなので、出てくることはない」と説明。授業を受けた後、学校の裏門から家族の待つ千葉県市川市の自宅に帰ったようだ。
昨夏の甲子園で10連続を含む22奪三振という大会新記録を樹立した高校No.1左腕は、複数球団の競合必至。意中の球団はなく、12球団OKの姿勢を示している。