履正社が大阪秋連覇!PLとの接戦制す

 「高校野球秋季大阪大会・決勝、履正社4‐3PL学園」(14日、舞洲)

 履正社がPL学園に1点差で競り勝ち、2年連続4度目の優勝を飾った。関大北陽は大阪偕星学園を八回コールドで下して3位。上位3校は近畿大会(19日開幕、奈良・佐藤薬品スタジアム)に出場する。

 履正社の1年生右腕コンビが執念でPL打線を抑え、逃げ切った。先発の147キロ右腕・永谷暢章投手は八回終了まで1失点、8奪三振と安定感を発揮した。

 しかし九回、2連打で無死一、二塁のピンチをつくり降板。「最後まで投げたかった。気持ちの弱い部分があった」と反省した。後を受けた溝田悠人投手は1点差まで詰め寄られたが粘り抜き「相手の気迫もすごかったが、絶対に抑えようと思った」と振り返った。

 岡田龍生監督(52)は「永谷があそこまで投げられると思っていなかった。2投手が頑張った。練習より、公式戦で覚えることはたくさんある」と期待の1年生をたたえた。

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