1番・長野、8番・中井でG打線復活!
「中日3‐6巨人」(26日、ナゴド)
詰まり気味だった打線の血の巡りが、きれいに流れた。「長野も出たし、(坂本)勇人もね。このところいいですよ」。試合後の巨人・原監督の声が弾んだ。
2点を追う三回だ。2死一、二塁から阿部が右前適時打で反撃ののろしを上げ、なお2死一、三塁で村田が2者生還の適時二塁打。2死から四球を挟んでの3連打で逆転した。続く四回は無死からボウカーと中井が連打し、沢村の犠打で1死二、三塁。舞台が整うと、長野と坂本にタイムリーが飛び出し、この回3点をだめ押しした。
前回のナゴヤドームでの中日3連戦(12~14日)は3タテを食らった。あと1本が出ない負けパターン。同じ轍(てつ)を踏まぬため、首脳陣は打順にメスを入れた。14試合続けて1番に固定し続けてきた中井を8番に下げ、長野を1カ月ぶりに1番に戻した。打率2割台半ばで苦しむ長野だが、7月の打率は・339と復調気配。打順を下げた中井がチャンスメークし、長野がかえした四回は新たな得点パターンの誕生を予感させた。
打率3割超のロペスが左脇腹痛から復帰したことも好材料。助っ人の前を打つ村田に勝負強さが戻るなどいいことずくめで、先発野手全員安打だ。川相ヘッドは「打順は固定できた方がいいけれど、臨機応変に」と説明するが、故障や不振を脱した役者たちの帰還が優勝に向けた勢いを加速させる。
