横浜商大高・続木が5回ノーヒッ投!

 「高校野球・神奈川大会1回戦、横浜商大高10‐0横須賀明光」(11日、大和引地台)

 福島などで新たに開幕して、17大会で試合が行われた。神奈川では横浜商大高が横須賀明光に五回コールドで勝った。

 横浜商大高のエース右腕・続木悠登投手(2年)が復活の好投を見せた。横須賀明光との初戦に先発し、5回を無安打無失点。失策で許した唯一の走者も走塁死し、打者15人で試合を終わらせた。

 昨秋は全7試合に完投して県4強入りの立役者になった。しかし4月上旬に右肩の違和感を覚え、春の県大会は登板できず、チームも初戦で敗退した。

 「急にいなくなってしまって、チームの士気も下がったと思う」。6月上旬までノースロー。それでも、走り込みながら通院して治療を受けた。何とか違和感はなくなり、夏に間に合った。

 “けがの功名”もあった。下半身が安定し「球が重くなった。直球も指にかかるようになった」。この日も力のある130キロ台中盤の直球を軸に9奪三振。相手は部員10人で1、2年生中心だったとはいえ、金沢監督も「キチッと1つ勝ってね。今年は続木を前面に出して戦うチームなので」とうなずいた。

 ともに勝ち上がれば、5回戦で松井擁する桐光学園と対戦する。「すごい人なので、勝手に意識してしまいます。投げ合いたい?はい」。背番号18のエースは笑顔で進撃を誓った。

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