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【地方競馬】デイリー盃大井記念 サントノーレが逃げ切り久々の重賞制覇

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 「デイリー盃大井記念」(20日、大井)

 3番人気のサントノーレがまんまと逃げ切った。2着に6馬身差をつけて久々の重賞タイトルをゲット。2着に12番人気で一昨年の覇者サヨノネイチヤが入り、上位2頭に「第49回帝王賞・Jpn1」(7月1日・大井)への優先出走権が与えられた。3着は5番人気のディープリボーン。1番人気のドゥラエレーデは2番手から失速して13着に敗れた。

 距離不安も外めの枠も関係なかった。サントノーレが2000メートルをスイスイと逃げ切った。

 同型の存在も杞憂(きゆう)に終わった。「いろいろなパターンを考えていた」と矢野貴だが、好スタートから難なく主導権。ドゥラエレーデ、サンテックス、ナンセイホワイトと続いて後続を大きく引き離した。テンの3Fから正確に12秒台のラップを刻んでよどみのない流れを演出。これには逆に追走勢が苦しくなった。

 4角手前では3、4馬身と広がり、直線を向いたら独壇場。激しい2着争いを尻目に6馬身差。最後は手綱を押さえる余裕。過去10年で21年ミューチャリーと同じ最大着差。勝ちタイムは2000メートルになった14年以降、そのミューチャリーを0秒1更新するレースレコードのおまけ付きだった。

 1月のJRA・根岸S挑戦以降はテン乗りなどもあって不本意な競馬が続いていた。昨秋のJBCクラシック以来の手綱だった矢野貴も「この馬の力を見せられてホッとしています。折り合いや追い出しの難しい馬だけど、きょうは辛抱して走ってくれた。あれだけ離れているとは思わなかった」と安堵(あんど)の表情。コンビで4戦3勝、3着1回。相性の良さも存分に発揮した格好だ。

 荒山勝師も「復活してくれたね。強いサントノーレを見せられてホッとしました」と頰が緩んだ。3歳春の京浜盃で7馬身差。昨秋のJBCクラシックでも3着するなど能力はJRA勢とも互角のモノを搭載する。「2000メートルは本心、長いと思っていたし、(直線は)止まるんじゃないかと。やはり力のある馬ですね」と感心しきり。

 当初はここで休養に入る予定だったが、「きょうのレースを見ると、帝王賞も考えないと。まずは上がりを見てからオーナーと相談します」。自信を取り戻した南関東のエースが、再びJRA勢に挑戦状をたたきつける。

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