独断!駅弁日本一は「モー太郎弁当」
今年も色々な駅弁を食べてきた。東は千葉、西は長崎まで。紙面で紹介した九つの駅弁の他、これから掲載予定のいくつかの弁当。どれもその地方の特色があっておいしかったが、今回は私の独断と偏見で年間ベスト5を決めてみた。
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1位は紀勢本線・松阪駅の「モー太郎弁当」。ふたを取ると童謡「ふるさと」のメロディーが流れ、旅が楽しくなったものだ。今ではそのセンサー部分を取り外して、家のげた箱の扉の裏に貼り付けたので、靴を出すたびに「ふるさと」が流れ、おいしかった松阪牛を甘辛く煮たすき焼き風の駅弁を思い出す。
2位は山陰本線・鳥取駅の「しいたけ弁当 素晴ら椎茸」。動物性の食材以外がメーンを張るヘルシーな駅弁で、大きな椎茸がたくさん入って、ダシを吸い込み実においしかった。丸い椎茸に曲げわっぱの容器がよく合った。
3位はアイデアが面白い東海道本線・草津駅の「お鉢弁当」。容器が植木鉢で、掛け紙が新聞紙に見立てた商品の紹介。そして、食べ終わったら別添えのラディッシュの種を植木鉢に土を入れてまくと、芽が出て膨らんで-。2度楽しめる駅弁だ。
4位は北陸本線・富山駅の「特選ますのすし」。マグロならトロとも言える脂のしっかり乗った部分をふんだんに使い、それが粘りのある富山米とマッチ。冷たくてもおいしく、その日のうちに食べることができなくても翌日まで日持ちするのがうれしい駅弁だ。
5位は北陸本線・敦賀駅の「炙ります寿司と元祖鯛鮨」。普通においしい炙(あぶ)ったサーモンと鯛寿司に加え、食べるまで分からなかった高菜で包んだ炙り鯛寿司が1カンだけ入っている。作者の遊び心に共感した。
まだまだ日本各地にはたくさんの駅弁が存在する。その味を守っていく業者の皆さん、伝統の味の伝承に加え、新作駅弁にも期待!オンリーワン駅弁を作り続けて下さい。陰ながら応援します。
