虎党のレジェンド・中村鋭一さんの仰天伝説

熱狂的な阪神ファンで知られた元衆参両議員・中村鋭一さんが87歳で亡くなった。自身のラジオ番組で「六甲おろし」を全国に普及させた鋭ちゃん。語り草になっている過去の伝説をまとめました。

公開日:2017.11.9

中村鋭一さんが死去

 73年には阪神が最終決戦で巨人に敗れ、巨人がV9を達成。中村さんは断髪式を行って丸刈りになり、その後、阪神に優勝を求める嘆願書を、阪神電鉄本社に押しかけて手渡した。

後輩・道上洋三アナが中村鋭一さん追悼 番組引き継ぎ40年「まだ越えられない」

シーズン終了後の生放送で、中村の公開断髪式を盛大に断行。公約通り丸刈りになった中村が、阪神の優勝を求める嘆願書を携えながら、当時大阪市北区梅田にあった阪神の球団事務所へリスナーと共に押し掛ける事態にまで発展した。

伝説3…道上アナもあきれた!?高校野球実況

後輩・道上洋三アナが中村鋭一さん追悼 番組引き継ぎ40年「まだ越えられない」

新人時代から中村さんのスポーツ実況指導を受けた道上アナは、奔放だった中村さんを「ついて行くのはやめとこうと思った」となつかしんだ。中村さんは高校野球実況で「センターバック、センターバック、捕りよった、えらいやっちゃ」と関西弁で実況し、当時はNHKから白い目で見られていたという。

道上洋三アナ「おはパソ」で中村鋭一さんの「六甲おろし」歌声放送して追悼

また休憩時間に仮眠をとるためつけていたサングラスを外し忘れて実況席につき、晴天の中、「泣き出さんばかりの曇天」と放送してしまったこともあったという。

道上洋三アナ「おはパソ」で中村鋭一さんの「六甲おろし」歌声放送して追悼

矢沢永吉の「成りあがり」がベストセラーだったころ、えいちゃんにサインもらったー(もしくは会った、握手した)!と話して、実は中村鋭一さんのことだった…という話をよく聞いた覚えがあります。関西でえいちゃんと言えばこの人、という時代もありました。合掌。

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