ありがとう掛布2軍監督ー誕生からの軌跡・上

 掛布2軍監督が、28日のウエスタン広島戦(甲子園)で、惜しまれながら阪神のユニホームを脱いだ。背番号「31」復活から約2年。ミスタータイガースが指導者として印した足跡をまとめた。

公開日:2017.9.28

 投手ではドラフト4位右腕の望月(横浜創学館)が挙がり、金本監督からは望月への要望があった。「金本監督から『早く投げさせたい』と言われたけど、まだもう少し時間がかかる。球速も落ちてくるしスタミナ的な課題もある、と伝えました」。金本監督は「(望月を)俺は早く見たいけど、あせらず」と話したが、期待の大きさに変わりはない。

金本-掛布60分会談 望月&植田期待

【16年8月19日】横田マルチに高評価

横田、手応えマルチ 掛布2軍監督も高評価「この形で今度上がれば落ちてこない」

 「ウエスタン、オリックス4-2阪神」(19日、あじさいスタジアム北神戸)
 久しぶりの固め打ちだ。阪神・横田が7日のウエスタン・日本ハム戦以来、約2週間ぶりとなるマルチ安打をマーク。掛布2軍監督は「ライトライナーもよかったね。バットが体に巻き付くように振れるようになった。この形で結果が出れば、今度上に上がれば(2軍に)落ちて来ないんじゃないの」と評価。

横田、手応えマルチ 掛布2軍監督も高評価「この形で今度上がれば落ちてこない」

【16年9月14日】来季も2軍監督続投報道

 阪神は掛布2軍監督に来季も2軍で選手育成を委ねる方針であることが13日、球団関係者の話で分かった。球団本部付育成&打撃コーディネーターから2軍監督に就任して1年目の今季、若手選手の育成に着手し、春季キャンプで指導したドラフト1位新人の高山らが1軍で台頭した。

阪神、来季も掛布2軍監督

【16年9月20日】今年の反省は…江越

掛布2軍監督、今季の反省は「江越だよね」

 阪神・掛布雅之2軍監督(61)が20日、今季の反省を口にした。1年を通し、数多くの若手選手を送り出したが、1軍に居続けたのは高山、北條の2人だけ。2軍の役割は1軍が戦っていくためのサポート。その部分に徹してきたが、悔しさが残った。「江越だよね、僕の反省としては。レギュラーとまでは言わないけど、それをつかむくらいまでの形にもっていけなかった」

掛布2軍監督、今季の反省は「江越だよね」

【16年10月24日】江越、横田にアピール指令

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