ありがとう掛布2軍監督ー誕生からの軌跡・上

 掛布2軍監督が、28日のウエスタン広島戦(甲子園)で、惜しまれながら阪神のユニホームを脱いだ。背番号「31」復活から約2年。ミスタータイガースが指導者として印した足跡をまとめた。

公開日:2017.9.28

【16年2月26日】板山、高山らの1軍での活躍称賛

掛布2軍監督、まな弟子の活躍を称賛

 阪神・掛布雅之2軍監督(60)が26日、高知・安芸から沖縄・宜野座に送り出したまな弟子たちの1軍での活躍を心から喜んだ。25日に行われた日本ハムとの練習試合(宜野座)にドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大、同6位・板山祐太郎外野手(21)=亜大、育成選手の原口文仁捕手(23)の、昇格したばかりの3選手が出場。試合をチェックしていた掛布2軍監督は「3人ともそれなりの形を見せた」と及第点を与えた。

掛布2軍監督、まな弟子の活躍を称賛

【16年3月5日】金本監督が鳴尾浜視察

金本監督、OP戦前に鳴尾浜“参観”

 「オープン戦、阪神2-4ロッテ」(5日、甲子園球場) 阪神・金本監督が甲子園で初めて采配を振るった。しかし、その盛り上がりは周囲のものでしかない。節目に思われた一日のスタートは1軍ではなく2軍。甲子園で練習が始まり出した頃、金本監督は鳴尾浜にいた。掛布2軍監督らと積極的に言葉を交わしていた。「統一性を持たせるため。1軍と2軍での確認。江越のために行ったようなもの」

金本監督、OP戦前に鳴尾浜“参観”

 全選手の打撃練習を見つめ、合間には掛布2軍監督と江越を挟み込む形で話す場面も。「将来ある選手ですから。統一してぶれずにやっていきたいというのがある」。見捨てることなく直接語りかけた。

金本監督、OP戦前に鳴尾浜“参観”

【16年4月12日】陽川が1号、掛布監督「1軍に必要な選手」

陽川豪快アピール弾!金本監督に見せた

 「ウエスタン、阪神9-4ソフトバンク」(12日、鳴尾浜球場)阪神・陽川がバックスクリーンへ飛び込む2ランを放った。2軍公式戦に初めて視察に訪れた金本監督の目の前で、3安打3打点。1軍昇格へ猛アピールした。掛布2軍監督は「今の1軍には長打が必要。それを陽川は持っている」と絶賛。

陽川豪快アピール弾!金本監督に見せた

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