掛布2軍監督、今季の反省は「江越だよね」

 阪神・掛布雅之2軍監督(61)が20日、今季の反省を口にした。「1軍が勝つこと」を大前提として戦ってきたが、1軍はBクラスが確定。この日、ウエスタン・オリックス戦が雨天中止となり、甲子園室内で練習を見守った後、「江越」の名前を挙げて、チームの戦いぶりを振り返った。

 1年を通し、数多くの若手選手を送り出したが、1軍に居続けたのは高山、北條の2人だけ。2軍の役割は1軍が戦っていくためのサポート。その部分に徹してきたが、悔しさが残った。

 「江越だよね、僕の反省としては。レギュラーとまでは言わないけど、それをつかむくらいまでの形にもっていけなかった」

 苦しんだ将来の主軸候補。だが、前に進むしかない。「継続させようとか、自分のものにしようという気持ちが伝わってくるようになった」と指揮官。確実に意識は変わっている。あとは、きっかけと結果。二人三脚で歩んでいく。

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