阪神 オリックス・中川に即アタック 国内FA権行使、11日交渉解禁 最大4年総額10億円規模の大型契約を用意
阪神が、国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明したオリックス・中川圭太内野手(30)に対し、交渉解禁日となる11日にも即アタックすることが5日、分かった。水面下では権利行使に備えて調査を続けてきた意中の恋人。最大4年総額10億円規模の大型契約を用意し獲得を狙う。
争奪戦のゴングが鳴った。この日、中川がFA権の行使を表明。「後悔のない決断を」「じっくり考えたい」などと胸中を明かした。リーグ連覇を遂げた阪神だが、CSファイナルSでDeNAに敗退。粟井球団社長も「少し余裕を持った選手編成をしないと、強いチームであり続ける、連覇を続けていくというのは難しい」とし、FA参戦の可能性にも「全く否定しない」と言及していた。
パ・リーグの野球を知る中川は補強ポイントに合致する。来季からセでもDH制が導入されるが、一塁と外野を守るだけではなく、指名打者での出場経験も豊富。レギュラーが定まらなかった左翼だけではなく、大山のバックアップなど、1人の加入で三役以上と起用法も一気に幅が広がる。
阪神では中川だけではなく、2日にFA権行使を表明したロッテ・小島、中日・上林の動向も注視。中川と小島が、金銭か人的の補償を伴うBランク、上林は人的補償の必要がないCランクとみられ、上林も正式に行使を表明すれば獲得に乗り出すことになる。2018年オフの西勇以来8年ぶりのFA参戦で、球団史上初となる3人同時獲得なるか。リーグ王者が過去に例を見ない積極補強に出る。
◆中川 圭太(なかがわ・けいた)1996年4月12日生まれ、30歳。大阪府出身。180センチ、76キロ。右投げ右打ち。PL学園から東洋大を経て、18年度ドラフト7位でオリックスへ入団。「PL学園最後のプロ野球選手」として話題に。19年4月20日楽天戦でプロ初出場。19年交流戦では打率.386で首位打者。22年は自身初の規定打席到達。23年は自身初の2桁となる12本塁打でリーグ3連覇に貢献。25年には初のベストナイン。登録は内野手ながら26年は外野で109試合出場。
