阪神 福原忍氏に投手コーチ就任を要請 伸び悩むファームの若手を中心に指導しながら1、2軍を巡回 週明けにも決断か
阪神が元阪神で前ヤクルト1軍打撃コーチの坪井智哉氏(52)と元阪神ドラフト1位の的場寛一氏(49)に打撃コーチ就任を要請していることが24日、分かった。今季終了後に3人の打撃コーチが退団し、後任候補として白羽の矢が立った。また、24年まで阪神の投手コーチを務めた福原忍氏(49)も阪神から投手コーチの打診を受け、週明けにも最終決断するとみられる。ファームの若手を中心に見ながら1、2軍を巡回する形となる。
伸び悩む若虎を底上げする人材として、経験豊富なOBに白羽の矢を立てた。球団はこの日までに、福原氏に対して投手コーチ就任を要請したことが判明。同氏も指導者として現場復帰へ前向きで、週明けにも最終決断するとみられる。
ポジションは流動的だが、ファームの若手を中心に指導しながら、1、2軍を巡回する職を任される予定。今季は最多勝の高橋を筆頭に、村上、才木の3本柱がローテの中心を担ったが、なかなか若手投手の台頭が見られなかった現状がある。
今シーズンは、茨木、下村らがプロ初初勝利を挙げたが、1軍定着までは至らず、2年目の今朝丸らも含めて育成部門の課題がチームとしてあった。ファーム・リーグでは西地区の3位で、防御率は3・53。ソフトバンクの同2・74とは大きな差で、失点は同地区ワーストの512だった。
同氏は24年まで8年間、1、2軍の投手コーチを歴任。現場を離れた2年間も評論家として球場に通うなどチームを熟知しており、課題の選手層に厚みを持たせる役割としてうってつけの人材だ。藤川監督とも入団初年度のキャンプで同部屋。福原氏の引退セレモニーでは、花束を渡されるなど公私で関係も深い。
また、筒井和也スカウト(45)も、2軍投手コーチに配置転換される。
◆福原 忍(ふくはら・しのぶ)1976年12月28日生まれ、広島県出身。49歳。現役時代は180センチ、96キロ。右投げ右打ち。広陵-東洋大を経て、98年度ドラフト3位で阪神入り。14、15年に2年連続セ・リーグ最優秀中継ぎ投手。球団在籍595試合登板は4位、137HPは5位。
