阪神・粟井社長「あらゆる手段を使って」積極的補強へ一致団結 フロントも全面バックアップ

 阪神の藤川球児監督(46)が18日、大阪市内の阪神電鉄本社を訪れ、秦雅夫オーナー(69)にシーズン終了の報告を行った。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルSではDeNAに4連敗。3年ぶりの日本一奪回はならなかったが、2リーグ分立後、球団史上初の連覇を達成した。来季が3年契約の最終年。リーグ3連覇を目指すべく「爆発しろ」と新たな戦力の台頭を期待。「一度、壊す。今年より、さらに」と、聖域なきチームの解体から再出発を誓った。

 フロントも藤川監督を全力でサポートすると約束した。秦オーナーと粟井社長の2人がともに課題として挙げたのが「選手層の厚さ」。最後の最後まで左翼のレギュラーや6番打者は併用で、外国人も多くが機能しなかった。

 秦オーナーは指揮官に「真の日本チャンピオンに導いてくれると信じている」と全幅の信頼を寄せる。その上で引き続き資金面でのバックアップを行う。加えて「スカウティング、コーチング体制を含めた、フロントの機能を強化しなければならない」と見直しの検討を進めていく。

 粟井社長は積極的な補強に言及した。「あらゆる手段を使って」と強い言葉を発し、弱点をシーズン前はもちろん、シーズン途中でも埋めたい考え。FA、外国人、トレードと補強ポイントを見極めながら、最善の策を打っていく。

 さらに、育成選手の指名も増やす。今季は2軍の運営に苦労する声を聞いたという。「可能性を厚くする」という狙いもある。今季も工藤や神宮ら育成出身選手が活躍。藤川阪神の3連覇、そして日本一へ、阪神が一致団結する。

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