阪神・森下 MVP再び!突破へ打ちまくる CSファイナルS相手DeNAに決定 中5日も歓迎「出ずっぱりだったので休養したかった」
阪神の森下翔太外野手(26)が11日、リーグ王者として迎える、14日からのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルSへ、意識せず平常心で臨む考えを示した。昨年の同シリーズではMVPに輝いた虎のお祭り男。今年の相手も同じDeNAに決まった。持ち前の勝負強さでチームを2年連続の日本シリーズへ導く。
日に日に迫る、セ界の今季最終決戦。緊張感も高まってきているが、森下はブレることなく、悠々と待ち構えている。
「特に(レギュラーシーズンと)変わらないですね。何かをやろうと思って、できることはないので。平常心というか、気負うことなく、いつも通りやることじゃないですか」
CSでは過去、無類の強さを誇っている。23年に入団してから、3年連続でCSを経験。毎年本塁打を記録するなど、通算打率・481と打ちまくっている。とりわけ昨年のDeNAとのファイナルSでは、第2戦でサヨナラ弾を放つなど、9打数6安打の打率・667、1本塁打、3打点と大暴れ。同シリーズのMVPに輝いた。
より集中力が増しているのか。そうも感じるが「毎日試合をやってるので分からないです。いつも通りやっているだけです」と、あくまで本人は何も意識していない。今季も中軸を担い、キャリアハイを大きく更新する35本塁打を放つなど、三冠王の佐藤輝とともに打線をけん引。着実に成長を遂げる男に、期待が高まる。
間隔もプラスに捉えている。チームは8日にレギュラーシーズンが終了。10日からファーストSが始まった一方で、14日のファイナルSまで中5日の時間がある。「出ずっぱりだったので、休養はしたかった。なるべくこの期間はハードワークせずに、ちょっと体を休めることを第一優先で考えながら調整をしたい」。心も体もリフレッシュしながら、静かに準備を進めている。
この日は、甲子園で行われた全体練習に参加。他の主力選手とともにシート打撃では打席に入らず。強い日差しが照りつけるグラウンドで、自身の課題と向き合いながら、真剣な表情で汗を流した。
昨季の再現なるか。シーズン3位のDeNAが2連勝でファーストSの突破を決めた。昨年と同じ相手になったが「どっちが来ても大丈夫です」と王者としての自信を口にしていた。
少しの休養を挟んでも、勝負が始まれば自然とスイッチは入る。大舞台に強い森下のバットが、満員の甲子園で再び火を噴く。
