阪神 ドラフト1位は即戦力捕手に照準 青学大・渡部最有力も競合必至 外れ1位候補に亜大・前嶋
阪神は9日、兵庫県西宮市内の球団事務所でスカウト会議を行った。前日にプロ志望届が締め切られ、藤川球児監督(46)は出席しなかったが各地区の担当スカウト陣が集結。ドラフト1位には即戦力捕手を指名することが濃厚となっている。1位候補には青学大・渡部海捕手(4年・智弁和歌山)が最有力に挙がる中、競合となることを踏まえて候補の確認を行うなど、22日のドラフト会議に向けて準備が行われた。次回はドラフト会議前日の21日に開催する予定だ。
指揮官不在の中、約2週間後に迫るドラフト会議に向けて綿密に情報交換を行った。阪神は補強ポイントとして即戦力捕手に照準を合わせている。各球団も1位指名候補に挙げる青学大・渡部が最有力だ。藤川監督の意向を踏まえて投手1位指名の可能性にも準備を進めつつ、くじ引きで競合した場合の“外れ1位”選手もリストアップしている。
青学大・渡部は秋季リーグ戦でここまで打率・333、2本塁打と今春以上の成績で高評価を得ている。それに続く候補として名前が挙がるのは、亜大・前嶋藍捕手(4年・横浜隼人)だ。今季はここまで打率・294で1本塁打。スカウト陣からは長打力や肩の強さを高く評価されており、渡部とともにすでに12球団から調査書が届いている。
中位以降での指名となれば立命大・西野啓也捕手(4年・高知)や日本新薬・笹原愛斗捕手(24)が候補に挙がる。西野は今春は首位打者に輝き、大学日本代表にも選出される強肩強打の選手。笹原は九州共立大時代から「4番・捕手」で主将としてチームをけん引し、アベレージヒッターとして社会人1年目から躍動するなど即戦力としての実績は十分だ。
阪神は1軍登録捕手の年齢が高い。球団日本選手最年長の伏見が36歳、梅野が35歳、坂本が32歳。ベテラン層に続く20代の捕手が2軍でとどまる現状において、次代の正捕手の獲得が急務となる。競合必至となる筆頭候補の渡部に狙いを定めつつ、上位での捕手獲得を目指す。
