阪神・森下 初タイトル最高出塁率・394「イメージしてなかったんで。けど、うれしいです」自己最多35号で2位、打率&打点で3位

 「阪神0-4ヤクルト」(8日、甲子園球場)

 苦しみながらも進化を示してきた143試合。その先に、プロ4年目で初の栄冠が待っていた。阪神・森下が最高出塁率のタイトルを獲得。三冠王と堂々と渡り合ってきた勲章だ。

 レギュラーシーズン最終戦は快音こそ響かなかったが、2打席目に四球を選んで出塁。代走が送られ、リーグトップの出塁率・394で終えた。

 「いやぁ(最高出塁率は)そんなイメージしてなかったんで…。けど、タイトルは取ったことがなかったので、うれしいです。取れないよりは取れた方が良いので」

 手放しで喜べないのは、目の前にそびえ立つ大きな壁の存在ゆえか。「毎年オフにシーズンの内容を踏まえて、最終的にどうなりたいかを導いています」とプロ入り前から進化のプランを描いてきた中、昨オフには「実現できるフェーズに入った」と本塁打増産を目標に掲げた。有言実行のキャリア最多35発を放っても、届かなかったキングの座。それでも、佐藤輝の三冠を最後まで脅かしたのは、森下に他ならない。打率・292、84打点はいずれもリーグ3位。連覇の原動力となった。

 「クリアしたい段階は無限にあるので、今がどの段階とは言えない。早い段階で理想に近い形に持って行くのが最終的な目標」。終わりなき挑戦が、背番号1をさらなる高みへといざなう。

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