元阪神エースの井川氏が感じた連覇の要因「昨年の起用が今年に生きた」
「阪神2-1広島」(7日、甲子園球場)
阪神は今季最後の広島戦でサヨナラ勝ちを収め、セ・リーグ5球団からの勝ち越しを決めた。“完全優勝”となった中、元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏は、チームメートでもあった藤川監督の手腕をたたえた。
「まずは優勝という結果もそうですし、ここまで素晴らしい戦いを見せてもらって、OBの一人として本当にうれしい気持ちです。2リーグ制では、球団では連覇を達成した監督がいなかったということで、そのプレッシャーの中で達成したのは、選手はもちろん、藤川監督もすごいなと」
今年は昨年の優勝も踏まえて、前評判が高い中で迎えた。ただ、だからと言って、簡単に優勝できるわけではない。井川氏は言う。
「戦力が充実しているということで前評判も高かったですが、野球も人がやることですし、周りが言うほど簡単なものではないんですよね。力を発揮できるような環境作りや、戦いながら選手の状態を見極めて、変化を入れていくのは難しいことだったと思いますが、そういった中で結果を出したことが素晴らしい」
その中で目を向けたのが、リリーフ陣の構築。石井がキャンプ中に離脱した中でも、戦力を整えて戦った。
「昨年もそうですが、目の前の試合、そしてそのシーズンを勝つということがあった上で、先を見据えた起用のうまさですよね。例えば中継ぎ陣では昨年、11試合だった木下投手や18試合の工藤投手を、今年は欠かせない存在として使えるようところに持ってきていました。昨年の起用が今年に生きたわけです」
チームは8日のヤクルト戦が最終戦となり、次はCSとなる。「この時期まで公式戦をできることをプラスに考えて、調整してもらいたいですね」と期待を寄せた。
野球スコア速報
