阪神・梅野 岩貞引退「寂しい」13年ドラフト同期の同い年「本当に一番時間をともに」思い出は「話したらキリがない」
阪神は28日、岩貞祐太投手(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。それを受け、2013年度ドラフトで同期入団の梅野隆太郎捕手(35)が惜別の思いを口にした。大学時代から親交のある左腕とは、プロ入り後もチームメートとしてバッテリーを組んだ間柄。同い年への思いを語った。
一緒に歩んできた足跡を思い返すように、口を開いた。寂しさ、懐かしさ、ねぎらい。あらゆる感情がこみ上げてくる。梅野は岩貞の現役引退を受け、甲子園での全体練習後に取材対応。「プライベートでは友達として、チームとしては仲間として、本当に一番時間をともに過ごした同期であり同級生なので。寂しい気持ちはありますね」と率直な心境を吐露した。
福岡大2年時の2011年、第38回日米大学野球選手権大会で初めて大学日本代表入り。代表には、のちにチームメートとなる横浜商科大・岩貞も参加していた。13年度ドラフトは1位・岩貞、4位・梅野。数奇な運命にも導かれ、プロでも同じユニホームに袖を通すことになった。「『同じチームでやれるな』っていう。そういう、うれしいやり取りからスタートしている」と13年前のドラフト当日を鮮明に思い返した。
岩貞がプロ初勝利を挙げた14年8月17日・DeNA戦では先発マスクをかぶり、本塁打で援護。必死のリードで、節目の白星をアシストした試合もあった。
「うれしいことも苦しいことも、共感し合えてやってきた。ケガもありながら、そういう痛みを見せずにやってきた姿は忘れない。話したらキリがないぐらい、思い出のある選手。『お疲れさま』と(言いたい)」と温かいまなざしを向けた。
選手同士の関係性が終わっても、同い年の絆は変わらない。左腕の思いも背負いながら、残り試合に全力を注いでいく。
