“みわひな”ぼう然・・・「すべての技術で上回られた」張本・早田組は60年ぶり金ならず またも中国の壁 第1G悪夢の0-11「何しても点が取れず・・・」その後も付け入る隙なく完敗
「アジア大会・卓球」(28日、スカイホール豊田)
女子ダブルス決勝が行われた。世界ランク1位の張本美和(18)=木下グループ=、早田ひな(26)=日本生命=組は、同2位の蒯曼、王曼昱組(中国)に0-4で敗れ、銀メダル。66年バンコク大会山中教子、深津尚子以来60年ぶりの金メダルはならなかった。1974年テヘラン大会の枝野とみえ、大関行江以来52年ぶりの銀メダルを獲得した。
第1ゲームは中国の強さをみせつけられる形に。出だしからミスが続き、まさかの11連続失点。わずか5分で落とした。
第2ゲームも序盤から連続得点を与えたが、5-8で張本がバックストレートを決めるなど4連続得点。じわじわと巻き返し、先にマッチポイントを奪った。しかし、ジュースに持ち込まれ、最後は早田にミスが続き11-13で連取を許した。
第3ゲームも思うようなプレーが出せず。先に2点を奪ったが、8連続失点。思わず早田は天を仰ぐシーンもあった。2-8では張本がフォアでカウンターを決め、そこから流れを引き寄せたかったが、早田が集中的に狙われるなどし、4-11で落とした。第4ゲームは競った展開から最後に突き放され、9-11で敗れた。試合時間36分の完敗だった。
早田は「中国人選手はこういう大舞台、いつもの何倍も強いイメージがあったので、そういう想定はして試合に入ったんですけど、1ゲーム目は何しても点数がとれず、本当に最後まで取れなくて0本で負けてしまった」と振り返り、「そこから自分たちも立て直してうまくいったプレーもあったんですけど、本当にすべての技術で上回られてしまった。単純に実力不足だった。すべてが中国選手ペアの方が上だったかなと思います」と完敗を認めた。
準決勝は杜凱琴、呉詠琳組(香港)に4-0でストレート勝ち。中沢鋭監督は「(コンディションは)最高じゃないですか。ラリーの中の力も明らかに美和と早田の方が厚かった。安心しながら試合できた」とうなずいていた。
女子は団体は決勝で中国に敗れ、60年ぶり金メダルはならず。シングルスでは早田、張本とも準決勝で中国選手に敗れ、銅メダルに終わっていた。最後の最後まで“中国の壁”が立ちはだかった。
