阪神・石黒 七回1死まで0封も八回痛恨3ラン被弾「後半少しバテて、思うような球が投げられなかった」
「ファーム・西地区、ソフトバンク4-1阪神」(18日、タマホームスタジアム筑後)
雨も相手打線も寄せつけない圧倒的快投の結末はあまりに残酷だった。阪神の先発・石黒佑弥投手が7回1/3を投げて2安打3失点(自責点2)。すでにファーム・西地区の優勝を決めている若鷹軍団を牛耳ったが、最後の最後に落とし穴が待っていた。
次第に強まる雨脚も全く関係なし。七回1死までHランプをともさせない圧巻の内容。しかし「後半少しバテて、思うような球が投げられなかった」と、悔やんだ1球は1点リードの八回だ。
四球と味方の失策が絡んで背負った1死一、二塁。迎えた8番・大友への2球目、この日の103球目だった。甘く入ったカットボールを振り抜かれ、快音残した打球はバックスクリーンに一直線。痛恨の逆転3ランを浴び、白星は一瞬にして消え去った。
ただ、それまでの投球内容でつかんだ手応えもまた消えない。7回を投げ終えた時点で、毎回の9奪三振を積み上げながら球数は88球。「反省点はあるんですけど、抑えられたことは収穫にしたい」と石黒。筑後の空はあいにくの雨だったが、右腕の投球は最後の1球を除けば“あっぱれ”だった。
