阪神・伊藤将 粘って2勝目 三回被弾も動じず「勝てるピッチングを」同期・佐藤輝の通算500打点に花添えた

 「ヤクルト4-7阪神」(3日、神宮球場)

 虎投きってのツバメキラーが役割を全うした。先発した阪神・伊藤将司投手は5回3失点(自責1)で2勝目を挙げた。反撃弾を浴びたが、自軍に傾いていた流れを渡さなかった。

 3点の援護をもらった初回は三者凡退でピシャリ。好内容で立ち上がった。二回は先頭のオスナに右中間への二塁打を浴びた。相手スタンドに追い上げムードが漂い始めたが、後続を3人であっさりと封じ、今度は虎党が陣取る左翼席を沸かせた。

 三回は先頭の赤羽に左翼への特大弾を食らったが、落ち着いていた。「先制点を取ってもらったので、勝てるピッチングをしようと思っていました。誠志郎さん(坂本)がいろんな球を使いながら、配球を工夫してくれたおかげもあって、粘り強く投げることができました」。五回には大山の後逸、佐藤輝の悪送球と失策が重なったものの2失点でしのぎ、リードを守ったままマウンドを後続へ託した。

 この日は2020年度ドラフト1、2位が投打で躍動した。同期・佐藤輝の大記録となる通算500打点達成に、好投で花を添えた。

 今季自身が先発した試合でチームは3戦3勝とツバメキラーぶりは健在。先発ローテーションに欠かせない存在となっている。「一試合一試合大事になってくる。ここから頑張りたいと思います」。静かに、その目に闘志を宿した。

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