阪神・高橋 首位攻防3連勝「乗り遅れないように」1日ヤクルト戦 最高勝率タイトル条件クリア王手も「チームが勝てば」
優勝へ向けてのカウントダウンを進める。阪神の高橋遥人投手(30)が31日、甲子園での投手指名練習に参加。中8日で先発する1日のヤクルト戦(神宮)に向けて調整した。チームは前カードの、巨人との首位攻防3連戦で3連勝を飾り、優勝へのマジックは21。抜群の安定感を誇る勝ち頭が、黄金月間の先陣を切る。
8月の最終日。甲子園は強い日差しが照りつけ、うだるような暑さだった。練習を終えた高橋は、びっしょりとかいた汗を拭いながら、意気込みを語った。
「(連勝を)止めたくないっていう気持ちはあります。緊張感はあるけど、しっかり試合を作れればなって思います」
チームは前のカード、2位・巨人との首位攻防戦で圧倒的な強さを見せての3連勝。優勝へのマジックも点灯させた。「本当にチームがすごい。ファンの皆さんと一体になっている。そこに乗り遅れないようなピッチングができたら」。本拠地で作った大きな波に高橋もしっかり乗っていく。
指揮官から期待の言葉も出ていた。8月30日の巨人戦終了後、ローテーションについて、前もって言及することの少ない藤川監督が「9月は高橋遥人でスタートします」と明言。「コンディションもいい状態だと思う。9月の第一歩をいい形で切れる。東京のファンの方にも、いい姿を見てもらえるように」と勝利への自信を見せた。
今季は神宮球場で2試合に登板。完封を含め、計15イニングで1失点と相性はいい。久々の対戦となる中で、ヤクルト打線には山田が復帰。「(山田)だけじゃなくて、全体的に選手も代わってる。投げながら対応していけたら」と表情を引き締めた。
前回、8月23日のDeNA戦(横浜)では、打者走者と接触するアクシデントもあった。首を痛めたが「よくなっている。いっぱいケアもしてもらったし、そこはあまり関係ない」と言い切った。勝てば、最高勝率のタイトルの必須条件に到達する13勝目。「そこは達成したいけど、チームが勝てばいい。最終的にそういうものがついていればいいなと思います」。冷静に語ったが、後半戦はここまで1勝。勝ちに飢えているのも確かだ。
この日は甲子園での投手指名練習に参加し、キャッチボールやダッシュで最終調整。見えてきた2年連続の頂。高橋の力投で、また一歩前進する。
