阪神・大竹 納得6回0封 ストレート「理想とギャップあった」前回15日4回KOから修正 メンタル磨き1軍出番準備

 「ファーム・西地区、阪神0-0ソフトバンク」(22日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 心地よい浜風にユニホームをなびかせながら、懸命に腕を振った。阪神・大竹耕太郎投手が6回2安打無失点と好投。「立ち上がりはちょっと(制球が)定まらなかったですけど、中盤からしっかり修正して、まとめられたかなと思います」。

 同じ轍(てつ)は踏まなかった。初回2死からピンチを招いたが、高橋を遊ゴロに抑える。二回も2死から走者を背負ったが、笹川を二ゴロに打ち取り、点は与えなかった。

 左腕は前回登板、15日の広島戦(マツダ)では3回までに3点を失うなど、立ち上がりからリズムに乗れず。結局4回3失点でKOされ8敗目。16日に出場選手登録を抹消されていた。

 悔しいマウンドを終え、ここ1週間で見つめ直したのはストレート。「しっくりくる強い真っすぐが投げられれば、全部うまくいく。そのへんの理想とギャップがあった」。練習にも試行錯誤を加え、ベストを模索していた。

 三回以降は納得の内容だった。直球、変化球ともに低めに制球し、テンポよくアウトを積み重ねる。18個のアウトの内、5奪三振も光ったが、ゴロアウトが9個と“らしさ”も出た。

 危なげない投球で調整の成果を出した。「次、1軍で投げる時に、メンタルも含めていい状態でいけるように、トレーニングを考えてやっていきたい」と力を込めた左腕。1軍での出番に備え、準備を進めるだけだ。

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