阪神・大山 2試合連続サヨナラ 85年岡田以来!生え抜き41年ぶり「いい水をかけてもらった」

 「阪神2-1ヤクルト」(19日、京セラドーム大阪)

 打った瞬間、全員が勝利を確信した。大歓声の中、阪神・大山は満面の笑みで、2夜連続のウオーターシャワーを浴びた。「サヨナラでしか、かけてもらえないので、いい水をかけてもらったなと。やっぱりうれしいです」。お立ち台でもニッコリと笑った。

 激闘に終止符を打った。同点の延長十回、前の佐藤輝が歩かされ、1死満塁の絶好機で回ってきた。感情がたかぶってもおかしくない場面。ただ、大山はいつも通り冷静だった。「僕勝負になるだろうなと。しっかり準備はできてました。決めるつもりで打席に入りました」。直球を捉え外野まで運び、サヨナラ犠飛となった。

 18日の試合では、九回にサヨナラ弾を放っており、2試合連続でのサヨナラ打。球団では2015年の福留孝介以来11年ぶりだった。「苦しい展開でしたけど、みんなで粘って粘って勝つことができてよかった。チーム全員で取れた1勝だと思います」。自らのバットで試合を決めたが、なによりもチームの勝利を喜んだ。

 この日も、序盤から快音を連発していた。二回の第1打席は右前打。五回には左前打でマルチ安打を記録。前の試合から3打席連続ヒットとした。打線として八回まで無得点に抑えられた山野に対し、懸命に食らいついていた。

 頼れる男が連夜の劇勝を呼び込み、20日にも優勝へのマジックが点灯する。ただ、まだ早い。そうメッセージを込めるように、引き締まった表情で大山は口を開いた。「まずは自分たちの試合を頑張るだけ。まずは明日の試合を勝てるように」。歓喜の瞬間に一歩前進したが関係ない。日々目の前の戦いに集中していく。

 ◆生え抜きでは岡田以来 阪神の2試合連続サヨナラ勝利は、24年7月7日DeNA戦、同9日ヤクルト戦以来2年ぶり。また大山は、前日18日ヤクルト戦の本塁打から、2試合連続のサヨナラ打。球団では15年福留以来で、生え抜きに限ると85年岡田以来41年ぶりだ。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス