【糸井嘉男氏の眼】主軸の責任感が見えた森下の一発 阪神はよく勝ちきった 大山の貢献の高さ示す56打点

 「ヤクルト3-7阪神」(1日、神宮球場)

 阪神が3連勝で単独首位浮上。初回、大山悠輔の2点適時二塁打で先制。逆転され1点差を追う三回は森下翔太が逆転25号2ラン。先発の伊藤将司は5回3失点で今季初勝利。2度の中断の合計時間は1時間15分。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は森下の一発を「責任感」と評した。

  ◇  ◇

 スタメンに戻ってきた森下選手は、まさに一発回答でしたね。狙い澄ましたように、初球をフルスイング。完璧な本塁打でした。後半戦は、どの選手にもコンディションのよくない箇所が出てきます。その中で結果を出す選手が一流。逆転2ランにチームの主軸を担う責任感が見えました。今後は試合前後のケアがさらに大事になってきますし、コンディションをしっかり整えて乗り切ってほしいと思います。

 大山選手は前日の勢いそのままのタイムリーでした。初回の打席途中で33分間の中断があった中で、一振りでセンターオーバー。森下選手とテルがのびのびと暴れられるのも、大山選手が5番にどっしり座っているからです。前を打つ2人が打撃主要3部門を争う中、大山選手もリーグ3位の56打点。この数字が貢献の高さを示しています。

 2度の中断で長い試合となりましたが、全員が集中力を切らさず、よく勝ちきったと思います。試合全体で見れば、坂本選手の3ランがポイントでした。なんとか伊藤将投手に初勝利を付けてあげたいという思いが伝わってきましたし、最高の結果になりましたね。

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