阪神・中野 反撃のろし犠飛 新人から6年連続シーズン100安打達成も「通過点だと思う」

 7回、右犠飛を放つ中野(撮影・金田祐二)
7回、中野が右犠飛を放つ(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト3-4阪神」(31日、神宮球場)

 今年も阪神・中野拓夢内野手が一つの節目に到達した。三回、2死で奥川に対し、粘っての9球目。低めの変化球を捉え中前打を放った。

 これでシーズン100安打に到達。新人からの6年連続で、同期入団の佐藤輝とともに、プロ野球史上唯一のコンビになる。価値のある数字だが「通過点だと思う。試合でやるべきことをやってる結果が積み重なったもの」と涼しい表情。「チームのためにって考えて、これからも1本ずつ伸ばしていけたら」と力を込めた。

 3点を追う七回は、1死満塁の絶好機で、丸山翔から犠飛を放った。逆転の口火を切る1点をたたき出し「なかなか点を取れなかったので、1点取れば、雰囲気は変わると思ってた。最低限の仕事はできたと思います」と振り返った。

 ここ近年は酷暑もあり、練習量を抑える選手が増えている。自身も7月は疲労を考慮され、スタメンを外れる試合もあった。それでも試合前から汗だくになって白球を追うのが中野。「夏場はしんどくなる時もあるけど、練習である程度動いておきたい。毎日やっていることはあまり変えたくない」と独自の考えを貫いている。

 しびれる接戦を制し「こういう苦しい試合を逆転して勝てたのは、勢いになる」とうなずいた。夏本番に突入していくが、チームのために自らの仕事を全うし続ける。

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