阪神・森下 サヨナラ男だ!今季3度目 「決めてやる」つなぎに応えた!三遊間破る痛烈打球→左翼手後逸で二走・近本が生還
「阪神2-1ヤクルト」(11日、甲子園球場)
サヨナラ男が、またしても激闘に終止符を打った。大歓声の中、阪神・森下は満面の笑みでウオーターシャワーを浴びた。「チカさん(近本)の足なら(ホームに)行ってくれるかなと思ったんですけど、復帰戦なのでちょっと手を抜いていたのかなと思います」。お立ち台では冗談も交え、笑いを誘った。
同点で迎えた九回、1死一、二塁の絶好機。「決めてやる」と強い気持ちを持って、打席に向かった。マウンド上には制球が定まっていなかったリランソ。「甘いボールがあれば初球から(いく)。大振りしたら、きついなと思ってました」。最後はフルカウントから直球をミート。鋭い打球は三遊間を破った。
痛烈な打球に、二走の近本は一度、三塁を回ったところでストップ。ただ、左翼手が後逸し生還。記録上では打点がつかなかったが、勝負を決める一打となった。今季はここまで2本のサヨナラ弾を放ち、この試合でも劇勝を呼び込んだ。チームのサヨナラ勝ちは3度すべてが森下のバットから生まれている。
終盤での勝負強さが際立っている。今季、九回に立った打席での打率は・387。それでも「打ってない打席もある中で、打ってるのが印象的になってると思う。もっと打てるように頑張ります」と、まだまだ満足していない。
この日は、左手首の骨折で離脱していた近本が、約2カ月半ぶりに1軍復帰。守備では右翼と中堅で並び、打っては近本を本塁にかえすというおなじみの光景が帰ってきた。「チカさんがいない時期も必死にチームでつないでやってきましたし、戻ってきて勢いも意識も、もう一段階上がると思う」。リードオフマンのもたらす効果は、やはり絶大のようだ。
価値ある一打で、チームは今季なかなか勝てていなかった、1点差ゲームをものにした。「勝てたことがなにより大きい」。勝負どころで、必ず何かを起こす森下。その勢いは止まらない。
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