阪神・今朝丸「小園選手に並べるっていうか超えられる活躍がしたい」 高校卒業式の誓いへ第一歩 先輩との初対決の結果は左飛に

 6回、小園を左飛に打ち取る今朝丸
6回、小園(右)を左飛に打ち取り、すれ違いざまに笑みを見せる今朝丸(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神1-5広島」(3日、甲子園球場)

 阪神は連敗を喫した中、高卒2年目の今朝丸裕喜投手(20)が、2番手として四回からプロ初登板。六回に背負ったピンチも切り抜け、3回2安打2奪三振無失点という鮮烈なデビューを飾った。序盤からの劣勢で重い空気が漂った中、将来のエース候補が放った光に、虎党は夢を見た。

  ◇  ◇

 25年2月15日、報徳学園卒業式の日。まだ表情にはあどけなさも残る今朝丸は、仲間と肩を組み写真に写っていた。そして卒業式を終え、ある決意を語った。

 「小園選手に並べるっていうか超えられる活躍がしたい」

 小園は2018年度ドラフト1位で指名を受け、広島に入団。25年には首位打者と最高出塁率を獲得している。ポジションは違うが、プロの世界で活躍する先輩の姿はまぶしかった。部内でもいまだにすごいOBとして名前が挙がるという。それでも全くひるむ様子はない。

 「もし対戦する機会があったら、自分のピッチングで抑えられたら」

 この日は六回先頭で対戦し、初球148キロの内角直球で左飛に抑えた。対戦する夢をかなえ、打ち取ることまで達成した。

 卒業式の日にはこうも話した。「前までは学生だったけど、プロは社会人。厳しい戦いも乗り越えたい」。晴れの門出を終え、顔つきが変わった。先輩の大きな背中を目指し、さらなる成長を遂げる。(デイリースポーツ・河西俊輔)

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