阪神・藤川監督 9残塁で連敗も前向き「切り替えてやっていかないと」政権初の月間負け越し&首位陥落

 広島に敗れ、グラウンドを見つめる藤川監督(左)=撮影・北村雅宏
 2回、スクイズを失敗し三振に倒れる村上
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 「広島3-2阪神」(27日、マツダスタジアム)

 阪神は動いて、動いて流れを呼び込もうとしたが、結果的にあと一歩及ばなかった。3日連続の雨天中止を挟み、4日ぶりに開催された一戦。攻めのタクトを見せたが、相手投手を崩せず9残塁で連敗だ。藤川政権で初の月間負け越しが決定。難しい調整を強いられた中、冷静に敗戦を受け止めた。

 「選手のコンディションもいい状態ではありましたから、休んでいる感じはなかったですかね」

 序盤から積極的に采配を振った。二回、相手のミスで先制点を奪うと1死二、三塁で村上の打席。2-2からスクイズを仕掛けた。外角高めのボール球を空振りし、飛び出した三走・木浪も併殺。三回には1死満塁から大山、前川が倒れ追加点が奪えなかった。

 さらに同点の八回。先頭の大山が右翼線を破る二塁打で出塁も、続く代打の熊谷が犠打失敗でチャンスをつぶした。指揮官は「勝負ですから。こちらにいい展開に向けたいし」と積極采配の意図を説明。「みんなが展開を向けたいと思って打席に入っていた。明日、切り替えてやっていかなければ」と前を向いた。

各部門に課題

 13度目の1点差負けは12球団ワースト。守りでも対戦経験の少ない1番・名原に、本塁打を含む4安打と打ち込まれた。「課題は各部門である」と指摘。「相手打者が素晴らしい状態であるということですが、仕掛けていかなければとバッテリー部門では考えていると思います」と続けた。10日ぶりに首位陥落。敗戦を糧に反撃態勢を整える。

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