阪神・下村 あるぞ1軍「攻めて」7回1安打0封、七回1死までノーヒッ投 “生粋の虎党”前に希望の光
「ファーム・西地区、オリックス2-3阪神」(21日、豊中ローズ球場)
W杯快勝の裏で阪神に超朗報だ。右肘のトミー・ジョン手術から完全復活を目指す阪神・下村が7回1安打無失点。七回1死まで無安打に封じる快投で、Hランプの代わりに、1軍デビューという希望の光をともした。
試合開始は午後1時。サッカーW杯日本代表のチュニジア戦がキックオフする中、球場に駆けつけた“生粋の虎党”に、その右腕で応えた。
「前回の反省も踏まえて、しっかり攻めていこうという気持ちでいきました」
前回登板で3失点を喫した初回。渡部、森友を連続三振に切って取るなど三者凡退で立ち上がった。その後もテンポ良くアウトを積み重ね、六回まで全て15球以内で料理。「四球から崩れるのが一番良くない。ヒットはOK」と意識したというが、気づけば七回1死までノーヒット。森友に中前打を許したが、後続は打ち取り、7回83球、7奪三振、無四球と申し分ない数字を並べた。
甲子園での1軍練習参加を経て、プロ入り4試合目の実戦登板。トレーナーが動きを管理する制限を外れてから初のマウンドだった。本来は20日に先発予定だったが、降雨中止に。初体験のスライド登板でも難なく実力を発揮した。
たとえ打たれても「一つ一つ全部が成長につながると思っているんで」と充実の汗。悲願の1軍へ…2年以上のリハビリ生活に終止符を打った下村はもう止まらない。
