阪神・大山が激白「迷惑かけている」近本の分も「僕のところでやらないと」立石の能力「僕より全然上」

 リーグ戦再開後も頼んだで!!阪神・大山悠輔内野手(31)がデイリースポーツの独占インタビューに応じ、セ・リーグ連覇へ向けた悲壮な決意を明かすとともに、同学年の近本、ドラフト1位・立石(創価大)、新加入の伏見ら仲間への思いを語った。交流戦では打率1割台と低迷し、苦しい胸の内も吐露したが、17日の最終戦では今季甲子園1号を放つなど3打点の活躍。チームは19日のDeNA戦(横浜)からリーグ戦の再開を迎える。プロ10年目の主砲が、セ界での再進撃をけん引する。

  ◇  ◇

 -開幕から現在までのチームの雰囲気は。

 「1試合1試合、みんな全力でやっているので、いろいろありますけど、しっかりできているのかなと思います」

 -個人の現在地は。

 「すごく迷惑をかけているなと思います」

 -リーグ3位タイの36打点など数字上では良いものも多い。

 「数字ではないので。その試合、その試合ですし。特に交流戦を見ても、本当に迷惑をかけていると思っていますし。すごく悔しいですね」

-悔しさは、前を向くための力にもなる。

 「どうですかね…結果が全てなので。本当に今は申し訳ないなと思ってやっています。でも、もう次の試合は来るので、しっかり反省をして、何とかして良い方向にいければ良いなと思っています」

 -立石(17日に登録抹消)や高寺ら若手がスタメン出場する機会も多い。より引っ張っていきたい思いもある。

 「そのあたりの若い選手というのは、やっぱり出始めの選手もいますし、とにかく自分のことに集中してもらえるように。僕らぐらいの世代が、そういう雰囲気をつくってあげる必要があると思うので、しっかりやりたいなと思います」

 -近本が離脱して、チームとしても打線を組み替えながらというところもあるが、難しさは。

 「結局は僕のところで、しっかりやらないといけないと、ずっと思っている」

 -近本から言葉を託されるなどは。

 「それはないです。本人も復帰に向けてリハビリをやっていると思うので、特に会話はないですし、言わなくてもお互いに分かっているというのがある」

 -2023年にリーグ優勝して、24年に連覇を狙うシーズンを経験。再び頂点を目指す今年と感じ方に違いはあるか。

 「一緒ですね。勝つことの難しさっていうのを分かっていますし。勝つことがどれだけ大変かっていうのは、やっぱり感じているので、その難しさはあります。でも、1試合1試合、全力でやることが大事ですし、その積み重ねで、終わった時に良い結果で終われるようにと思っているので、まずは目の前の試合を、しっかりやりたいなと思っています」

 -打撃面ではタイミングの取り方などを変えながら取り組んでいる。

 「その時によって体の調子も違いますし、自分の感覚があるので、そこを大事にやっているので、自分の中でいろいろ考えながらやっているところです」

 -変える難しさや、変えないものもある。

 「やっぱり、いろいろ変わってくるので。もちろん体も変わりますし、時期によっても変わるので、その時その時、しっかり対応していかないといけないなと思っています。その中で、自分の軸となる部分はしっかり持ちながらだと思うので、自分の感覚をすごく大事にはしている」

 -リーグ連覇へ、自身の活躍が不可欠となる。

 「(その思いは)もちろん、ありますね。今、打てていないので、その責任は感じていますし、全部流れを止めてしまっているので、何とかしないといけないなっていう思いしかないですね」

 -17日の楽天戦では今季甲子園1号を放つなど3打点で交流戦最終戦を締めた。

 「毎日勝ちたいと思ってやっていましたし、それがうまくいかないというところで責任もありました。最後にこういう終わり方ができたので、リーグ戦再開に向けて、またチーム一丸となって頑張りたいなと思います」

 -立石は同じドラフト1位で、ポジション、1軍デビューの時期など共通点も多い。自身の若手時代と重なるところは。

 「いや、それはないですね。僕なんかよりも、持っているもの、能力は全然すごい選手です。比べるのは失礼なので、本当に好きなようにやってもらいたいなと思います。そういう雰囲気づくりはしっかりやりたいと思います」

 -年長の伏見が加入してチームへ好影響は。

 「やっぱりいろんな球団を経験されている方。今のタイガースはほとんどが生え抜きで、タイガースしか知らない選手が多い中で、その球団、その球団の良さであったり、タイガースとの違いというところをやっぱり一番知っている方なので。そういうところはすごく良いなと思いながら、いろいろアドバイスをもらったりはしています」

 -伏見が「一番なめている後輩は大山」と。チームに溶け込みやすい雰囲気をつくった。

 「いや、そんなことないですね。みんなだと思いますし、伏見さんの人間性というか、そういうのにみんなが惹(ひ)かれたと思うので。(以前からの交流は)ほとんどないですけど、伏見さんの、あの雰囲気が自然とそういうふうになったのかなと思います」

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