阪神・高橋遥人 無傷8勝セ単独トップ 6回3失点も「走者を背負うとカウント不利になる」と反省
「オリックス3-6阪神」(13日、京セラドーム大阪)
試合後の阪神・高橋遥人投手は「力不足」、「しっかりしたい」と繰り返した。6回3失点の降板は心から喜べぬ1勝。それでも8勝目でリーグ単独トップに立ち、チームの連敗を止めるのは今季4度目だ。10年の能見以来、球団16年ぶりの開幕8連勝だ。
悔いを残したのは4点リードで迎えた六回のマウンドだった。先頭の中川から山中、西川の3連打で1点を失った。1死後、宗に右前適時打を浴びるなど、突如崩れて1点差まで詰め寄られた。前回5日の楽天戦でも七回に4連打で失点。5月22日の巨人戦でも同回に3連打で3点を失った。
「走者が出て劣勢になった時に、覆せる実力がないからああなるんだなと。力と力の勝負になった時にまだまだというか、圧倒はできない。それどころか圧倒されている」。開幕から4完封などフル回転してきた左腕。蓄積疲労も隠せないが「走者を背負うとカウント不利になる。それも自分に自信がないから」と反省ばかりが口を突いた。
初回には山中の打球を右手首付近に受けた。試合後には患部をテーピングで固定しながら「大丈夫、全然」と軽症を強調。開幕から無傷の8勝にも「成績で言ったらそうですけど、今日は無傷ではなかった。傷ついた。皮膚を強くするみたいに、もっと強くしたい」と独特の表現で成長を誓った。チームを支える連敗ストッパー。悔しさを糧にさらなる高みに向かう。
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