阪神・中川 1カ月ぶり安打&2点適時打 平田2軍監督「とりあえずホッとしたんじゃないかな」

 2回、右前打を放つ中川
2回、右前打を放つ中川
4回の攻撃終了後、工藤2軍外野守備走塁コーチ(左)にヘルメットを渡す中川
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 「ファーム・西地区、阪神3-2オリックス」(6日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 約1カ月ぶりにともしたHランプは再進撃の合図だ。阪神・中川が二回に巡ってきた第1打席で右前打。5月2日のファーム・ヤクルト戦(戸田)以来となる快音を響かせた。

 進撃を開始したら止まらない。第2打席は2点を追う四回。1死満塁の絶好機で回ってきた。「何とかランナーをかえそうと思って打った」。振り抜いた打球は三遊間を突破。2者を生還させる同点の一打となった。

 復調を予感させる2安打に本人は「特に何もないっす」と平常心を強調したが、「とりあえずホッとしたんじゃないかな」と胸中を思いやったのは、平田2軍監督だ。

 試合前の時点でファームでは24打数1安打。暗闇の中に、Hランプという名の希望の光がついに差した。「あとは打球が上がってくれば」と指揮官。次に期待するのは、中川らしい豪快なアーチだ。

 ただ、この日の左翼守備では内野への返球を悪送球。攻守にやるべきことはたくさんある。「前を向いて頑張るだけ」と中川。開幕スタメンから始まった高卒5年目、1軍返り咲きに向けて後ろを向いている暇はない。

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