阪神・佐藤輝 5月無安打は4試合のみ 月間打率・363でMVP有力 13試合連続安打、自己最長にあと1

 「ロッテ4-2阪神」(31日、ZOZOマリンスタジアム)

 幕張でも止まらない。ついに自己最長記録が見えてきた。阪神・佐藤輝が13試合連続安打で5月をフィニッシュ。チームは惜しくも敗れたが、攻守で輝き、千葉の虎党を喜ばせた。「良かったです」。負けたことへの悔しさもにじませながら、自身の1本には納得した。

 同点の四回無死。1打席目は空振り三振だったが、ロングにやられっぱなしではなかった。追い込まれながら、直球をはじき返して一、二塁間を破る。「一日、一日しっかり準備ができているかなと思います」と好調の要因を自己分析した。

 これで5月16日の広島戦(甲子園)から安打が続いている。自己最長は14試合連続で目前。「そこは全然気にしてないですけど、一日、一日大事に頑張ります」。月間打率は・363でヒットがなかったのは、わずか4試合だけ。月間MVPの有力候補だ。

 守備でも魅せた。五回1死、ポランコの強烈な飛球を懸命に追いかけてジャンプ一番。無駄のない背走で球際の強さも感じさせた。5月24日から右翼での起用が続くが、守備での貢献も計り知れない。左翼席からは「テル、テル」と名前がコールされた。

 シーズンも52試合が終わり、6月に突入する。2日からは西武、楽天と昨季は勝てなかった相手と甲子園で激突。佐藤輝自身も昨季は6月の打率が・247と少し落ちただけに、踏ん張りたいところ。どこまで連続安打が伸びるのか。今の状態なら、これまでの自己最長記録は通過点だろう。

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