阪神・岩崎 救った2者連続K「村上の勝ちを守れたのがうれしかった」6戦連続無失点
「ロッテ3-4阪神」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
勝負の分岐点を乗り越えると、寡黙な男はマウンドで短く声を上げた。託されたバトンは落とさない。阪神2番手の岩崎優投手がピンチを無失点に封じて、チームのカード勝ち越しに尽力。ヒーローインタビューでは「良かったです。抑えれたらいいなと思っていました」と普段のトーンで振り返った。
流れが敵軍に傾きつつあった。八回、先発・村上が1点差に詰め寄られ、なおも1死一、二塁で出番が巡った。走者がいる状況での登板は今季初めて。ただ「変わらず目の前の打者に集中して、いつも通りいけた」と動じることはなかった。
ポランコにはフルカウントから高め直球で空振り三振。続く安田には3球でカウント1-2となり、最後は内角高めの143キロ直球でバットに空を切らせた。左翼席を熱気に包んだ好救援に「スライダーとかもうまく使いながら、丁寧に投げられた」と汗を拭い「村上の勝ちを守れた。それがうれしかったです」と6戦連続無失点よりも、後輩の白星を喜んだ。
好結果になっても悔しい登板になっても、冷静な姿勢は変わらない。「うまくいかなかったことも反省して、シーズン最後に勝てるようにみんなでやっている。我慢の時もあると思うけど、みんなで乗り越えていきたい」と、ブルペン陣の総意を代弁していたこともあった。全てを受け止め、与えられた場面で全力を注ぐ左腕。しびれる展開で、さらなる輝きを放つ。
野球スコア速報
